同順位がある場合の中央値のメモ
同順位(タイ)がある場合の厳密な中央値の出し方については、青木先生のところや中澤先生のところに解説があり、どちらも自作関数(青木先生版、中澤先生版)を公表されていいます。
CRANに登録されているpsychパッケージにもinterp.median()という関数があり同じことができます。
ちなみに、トリム平均はmean()に trim=0.05 といった引数を付ければOKです。
また、psychパッケージには頑健性をもつ平均としてウィンザライズド平均(Winsorized mean)を算出するwinsor.mean()という関数も含まれています。
さらに参考までに、ばらつきの指標としては、標準偏差がsd()、四分位範囲はIQR()*1、中央絶対偏差mad()などがある。
*1:四分位偏差(SIQR)は四分位範囲を2で割る